「出会い系で会った人が綺麗すぎるし話が早すぎるから美人局かも・・・」
美人局とは
美人局(つつもたせ)とは、男女が共謀し行う恐喝または詐欺行為である。妻が「かも」になる男性を誘って姦通し、行為の最中または終わった途端に夫が現れて、妻と関係したことに因縁をつけ、法外な金銭を脅し取ることである。また、妻でない女性で同等行為に至った場合でも類推される。
出会い系はスマホ一台で出会えることができますが、その便利さを犯罪に利用している方も残念ながらいらっしゃいます。
便利さがゆえにメッセージやプロフィールだけで相手のことを判断してしまい、美人局の被害にあってしまう場合も・・・
ただ、今は運営側も不正ユーザーを検出しているので、出会う機会も減っています。
すやま
出会い系の美人局とは
出会い系サイトの美人局とは出会う約束をしてからお金を請求される場合が多いです。
彼氏、旦那がいるのに(いるようにみせかけて)
「寂しい・・・」
「遊びたい・・・」
「今日はゴムしなくて良いよ」
などと言って誘ってきて、「行為が終わった」、もしくは「会った後」に
「俺の女に手をだしたな」
と金品やお金を請求してくる行為です。
すやま
セックスをしたしまった、出会い系を介して出会ってしまった事実がある以上はこのようなことが恥ずかしいと思ってしまい、泣き寝入りする方も少なくはありません。
また、相手が人妻の場合は、民事の損害賠償請求でほぼ確実に負けてしまいます。裁判まで持っていくことを面倒に感じてその場でお金で解決してしまうこともあります。
出会った相手が未成年の場合も、その行為を後ろ盾にしてお金を請求されてしまいます。
ちなみに同じようなワードの「ハニートラップ」との違いは
女性工作員は、対象男性を誘惑し、性的関係を利用して懐柔するか、これを相手の弱みとして脅迫し、機密情報を要求する。ヒューミント(英語: Humint、Human intelligenceの略)の一種である。また、隙を見せた標的をその場で殺害することもある。ただし、必ずしも女性スパイが仕掛けるものとは限らず、東ドイツ国家保安省(シュタージ)のロミオ諜報員のように、男性スパイによって対象となる女性を罠にかけることもある。こういった要素から、色仕掛けによる諜報活動といえる。
性的に懐柔して弱みを握ることまでは同じなのですが、金品ではなく「情報」を引き抜いたり、そのまま相手を殺してしまう場合は「ハニートラップ」と呼ばれます。
ハニートラップと呼ぶ場合は政府の要人の場合が多いです。
どちらにせよ「弱みにつけ込む行為」となっています。
出会い系の美人局のよくある手口
では実際にあった美人局のよくある手口をご紹介します。
セックスをした後にパートナーがくる
セックスを行った後にパートナーが急に、部屋にやってきて
「俺の女に手をだしたな」
と言って金品を請求するパターンです。
相手がその場にいてしかもその相手が屈強な男性やヤクザの場合もあり「後ろめたさ、暴力」を引き出しに金品を要求してきます。
待ち合わせ場所に複数の男性がいる
待ち合わせ場所に行ったら複数の人がすでにおり、囲われて金品を請求されます。
この場合は人目につかない場所を待ち合わせにされることが多く、「リンチに合うかも」という恐怖感から金品を請求してきます。
ホテルからでたらバラすぞ
行為をした後ホテルから出てきたら、人に「バラすぞ」と脅されるパターンです。
あなたが社会的にある程度の立場にある場合や結婚、交際をすでにしている際に「パートナーに関係をバラす」と迫られます。
会社に言われたくない、パートナーにバラされたくないため金品を支払ってしまいます。
女の子にぼったくりの店に連れて行かれる
直接的に行為は行われないものの会ったら
「行きつけの店があるの」
「行ってみたい店があるの」
と言われ行ったお店が「ぼったくり」のお店で法外な金額を請求されます。
女の子もお店とグルの場合が多く「払おう」と窘められてしまったり「女の子が半額もってくれたり」することもあり、納得して払ったつもりが、よくよく考えたら高かった。
なんてこともあります。
ヤクザの名前を出す
ヤクザの名前を相手がだしてくるパターンです。
これは何かの行為とセットに行われることが多く、行為が終わって男が入ってきた際に
「この人〇〇組に知り合いいるから払った方がいいよ」
と言われたり、ぼったくりのお店で
「ここのお店〇〇組が管理してるから大人しく払った方がいいよ」
と言われたりします。
大体がヤクザに知り合いなどおらず、「ヤクザ」の名前をだして脅しているだけです。
LINEやメールで外部サイトに登録させる
実際に女性や、人が入ってきて金品を要求されることはありませんが、仲良くなった際に
「このLINEに登録して」
「このサイトに登録して」
などと言われて登録したら会員登録を勝手にされてしまい、お金を請求されます。
また、個人情報自体が悪用される場合もあります。
出会い系にいる美人局の見分け方
ではそんな美人局はどうやって見極めれば良いのでしょうか?
見極め方は簡単で
「なんでこんなにいい子が??」
と思う節があったら美人局を疑うと良いです。
外見写真がやたら綺麗なのに会うまでがスムーズ
外見写真から
「なんでこの人が出会い系やってるの?」
と言う見た目からまず疑った方がいいです。また、相手から連絡があった際は要注意。
連絡先を交換した後すぐに
「会いたい」
「ヤりたい」
などスムーズに会うことが決まる場合も美人局を疑いましょう。
出会う場所を決めたがる
出会う場所を相手が決めたがる場合も少し美人局を疑った方が良いです。
特に、
- マイナーなお店を指定してくる
- 人目のつかない場所を指定してくる
- ホテルに現地集合
などの場合は注意が必要。
また、出会う当日になって待ち合わせ場所を変更してくる場合もあります。
会ってる最中にスマホを頻繁にいじる
人と話している最中はあまりスマホには触りませんよね?マナーとしてもあまりよくないはず。
会っている最中にスマホを頻繁にいじっている場合は注意が必要。
美人局の相手と連絡をしている可能性があります。
特に次にホテルに行こうとなった際にスマホを急に触り出す場合は注意が必要です。
受け身ではなくセックスに積極的
女の子はあまりセックスをしたいとは公に話さないことが多いです。
恥じらいもありますし
「誘われちゃったから・・・」
などと言い訳が欲しい子がほとんどです。
相手から積極的に誘われた場合は注意が必要。ただただセックスが好きな場合もありますが、少し美人局を疑った方が良いでしょう。
避妊具を付けなくてもいいと言ってくる
「今日は安全日だから生でいいよ・・・」
と避妊具を付けなくても良いことを匂わせてくる場合は気を付けましょう。
行為の後に
- 「生でしたでしょ」
- 「妊娠した」
とお金を請求されてしまう場合もあります。
結婚・彼氏がいる・未成年
相手が
- 結婚している
- 彼氏
- 未成年
の場合は注意が必要。
後ろめたい行為を後ろ盾に金品を請求してきます。
住所や勤務先など個人情報をきいてくる
やたら個人情報を聞いてくる場合も注意しましょう。
会社に脅しをかけにいったり自宅まで、請求しにくる場合があります。
また、初回のデートで自宅に行きたいと言われた場合も注意が必要です。
出会い系で美人局につかまらない対処法
では出会い系で美人局に合わないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
軽いデート
まずは軽いデートをして相手がどんな人か見極めると良いです。
美人局の場合は、なるべく手間かけずにお金を請求したいので手間がかかることは断られることが多いです。
- ランチ
- カフェデート
などまずはアダルトな雰囲気は出さずに会ってみると確実です。
また、メッセージを多めにしたりして相手のことをよく知ってから会った方がいいです。
また、場所はこちらから指定すると美人局に会う可能性は低くなります。
相手から場所を指定されたり、会う場所を急に変更された際などは注意しましょう。
弱みを握られないように
初めて会う際はなるべく弱みを握られるような情報は相手に教えないようにしましょう。
- 勤め先
- 住所
- 電話番号
- その他個人を特定できる情報
は回数を重ねてから徐々に伝えていくといいです。
健全な出会いを心がける
後ろめたい行為がない健全な出会いを心がけましょう
- 人妻
- 未成年
- 彼氏持ち
など初めからわかっている場合はそもそも合わない方が良いです。
特に未成年と会ってセックスをした場合は、訴えられるとどんな理由があろうと確実に捕まります。
金銭面だけではなく社会的な制裁も加えられるので、必ず相手の年齢を確認してから会うようにしましょう。
出会い系で美人局の被害にあったら
すやま
あくまで被害にあっている時点でこちらは「被害者」であちらが加害者になります。
「警察に言うぞ」と言われていても全く恐ることはありません。被害があった時点で警察に行かれて困るのは「美人局側」。
- 脅迫罪
- 恐喝罪
- 強盗罪
- 詐欺罪
美人局にはこれだけの容疑を突きつけることができます。
もしもすでに支払ってしまった場合も、「アプリなどで連絡していた証拠」があれば民事訴訟をできる場合があります。
もし相手が未成年の場合でも訴えれば被害者になる場合もあります。
万が一トラブルにあった際は専門家を頼りましょう。
都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口:http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
すやまが出会い系で美人局の被害にあった体験談
すやま
セックスをしてお金を請求されたわけではありませんが、今思うと美人局でした。
旅行に行った際に友人におすすめの出会い系アプリがあると言われ登録をしました。
そのアプリは「飲み友達」を探すことができるアプリで、登録して簡単な写真とプロフィールを公開した瞬間に女の子とマッチングしました。
もともと飲み友達探しなので話も早く、すぐに飲みにこぎつくことができました。
その子は仕事があるそうで、飲み始める時間が20時からと少し遅い時間の待ち合わせでした。
待ち合わせ場所で会って
すやま
と聞くと
女の子
と言われました。
私も地理感がなかったこともあり、地元の子が行くローカルな飲み屋を知りたかったので、女の子にお任せしました。
ここがいけなかったんです。
女の子
と言うことになりました。
その時点で少し怪しいとは思いながらも、半分は期待もあったので女の子についていくと、雑居ビルの3階の奥にある怪しいバーに入りました。
入ってお客さんがいなかったので
すやま
と思いながらも女の子の先輩のお店と言うこともありメンツを潰さないように飲んでいましたが、
「メニューに値段が書いていない・・・」
確実にぼられると思って
友人に電話をしてもらい「急に仕事がトラブルになった(出張できている程で話していた)」と言ってお会計をすることに。
20000円
女の子の紹介だからと言うことで半額ほどの値段にしてくれました。
滞在時間にして時間、ビールを女の子と合わせて4杯ほどしか飲んでいなかったので、完璧に法外な値段です。
- 法外な値段を請求されると構えていた
- 半額にしてくれた
と言うこともあり感覚がおかしくなって、
「安くない?」
と思ってその場では支払いましたが、今考えると確実に「美人局」でした。
途中離脱できたのでよかったですが、そのまま飲み続けて、セックスまでしていたらと考えると恐ろしいです・・・
ちなみに女の子とはお店をでて別れた瞬間にブロックされました。完璧にやられましたね。
その後からは、しっかりと信頼できるアプリ以外は使わないようにして、そのアプリで会う際も自分でお店は設定するようにしています。
美人局がいなくて出会えるアプリ【健全な出会いができる】
私の体験談にもありますが、
- 新しく出たばかり
- 運営元がわからない
などのアプリには美人局が多いです。
運営は美人局をさせるつもりはなくてもサポート体制が追い付かずに悪徳な業者がはびこっています。
美人局を確実に避けたいのであれば
- 運営元がしっかりしている
- サポート体制がしっかりとしている
- 不正ユーザーを取り除くようにしている
このようなサービスを選びましょう。
ハッピーメール
公式サイト:ハッピーメール
ハッピーメールは2001年から運営をしている超老舗の出会い系アプリです。
不正ユーザーを排除するノウハウが豊富にあり、24時間体制で見張っています。
登録ユーザーの数も多く、確実に好みの女の子と出会うことができます。
すやま
PCMAX
公式サイト:PCMAX
PCMAXもハッピーメールと双璧をなすほど運営歴が長い出会い系サービスです。
不正ユーザーをもちろん監視しており、業者に出会うことも限りなくすくないです。
大人の出会いを求めているユーザーが多い特徴があります。
ワクワクメール
公式サイト:ワクワクメール
「マジメ運営」を目標にしているため出会い系サービスの中でも、真面目な恋愛を求めている純粋な女性が多いです。
そのため大人の出会いができる可能性は低くなるものの、美人局のターゲットにもなりづらいです。
Jメール
公式サイト:Jメール
Jメールはアダルト掲示板が発達しており、大人の出会い目的の女性がたくさんいます。
ただ、ポイントが少し高めなので男性ユーザーが少なくなっています。ターゲットが少ないので標的にもなりづらいんです。
24時間電話によるサポートもあるので安心して使用できます。
まとめ:出会い系で美人局を避けるためには健全な出会いを心がけよう
出会い系の運営がしっかりとサポートをしても全ての美人局を排除することは残念ながら難しいです。
そのため、個人でできる対策はなるべく美人局に出会う環境にしないことです。
- 後ろめたい出会いは避ける(人妻、未成年など)
- 個人情報はすぐに教えない
- 信頼できるサービスを使用する
以上を心がけるだけで、美人局に会う可能性は低くなります。
出会い系で会いますが、なるべく健全な出会いを心がけましょう。
またもし美人局に会ってお金を支払ってしまった場合はすぐに専門家に相談をするようにしましょう。